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【黒バス】赤司さん家の五つ子ちゃん【赤司夢】

第3章 赤司家の日常


【火神】

「ただいまかえり…」

「ただいまっス!!………ぱ……パパ!?」

長男は笑顔で降りていったが、父親と目があった瞬間表情がひきっつていた。

「おかえり、涼太」

父親は逃げようとした長男を掴みながら立っている。
次々と降りていく五つ子をよそに長男の目には涙が浮かんでいる。

「「「「火神先生さよーなら」」」」

「火神先生さよならっス」
バスの扉をしめ遠くなっていく五つ子を見て笑みが溢れてしまう。

明日もまたこんな日々だがこれも悪くないと思いながら赤司家を後にした。
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