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【黒バス】赤司さん家の五つ子ちゃん【赤司夢】

第3章 赤司家の日常


【赤司】

会社に着くとまだ職員はパラパラとしかいなかった。
とりあえず、コーヒーでも飲むことにした。

会社の自販機には女子社員が話し込んでいた。

「「「赤司さんおはようございます」」」

女子社員たちは自販機から離れるとまた話し始めた。
コーヒーを買ってディスクに戻ると向こうから今吉さんがやって来た。

「おはようさん」

挨拶してきた今吉さんを無視し椅子に座りコーヒーを飲んだ。

「無視!?」

「そういえば今吉さん、昨日の書類出来てますか?」

「もう仕事の話?今持ってくるわ」

そう言うと、今吉さんは自分のディスクに戻った。



「書類持ってきましたよ」

今吉さんは棒読みしながら書類を渡した。

「そういえばさっき、女子社員たちが話してたで。モテモテやなぁー」

「興味ありません」

適当に流しながら書類を受けとり目を通した。

「そりゃあんな美人な奥さんいるんやからなー」

「仕事して下さい」

「はいはい」

今吉さんが去ると仕事を再開した。

今日の予定を確認するとこの後会議が入って午後からプレゼンが入っているだけだった。
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