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【黒バス】赤司さん家の五つ子ちゃん【赤司夢】

第3章 赤司家の日常


五つ子ちゃんたちが幼稚園へと向かっていった後、ようやく朝ごはんにたどり着く事が出来た。

しかし、五つ子が去ったあとの食卓はいつも嵐が去ったあとのように散らかり放題だ。

食事が済んだあとは洗濯機をかけながら掃除に取りかかる。

「布団も干さないと…」

おねしょの布団も干さなければならない。

「んーいい天気」

今日は晴れていてよかった。

一通りの家事を済ませると買い物に出かける。

まだ幼い五つ子ちゃんと一緒だと買い物も一苦労だからだ。

「昼はいいとして、夜は何にしようかな?」

スーパーで生鮮食品を見ながら考えていると携帯の着信音がなった。

見てみると征くんからのメールだった。

メールの内容から今日はいつもより早く帰れるらしい。

私は返信のついでに今夜は何が食べたいか聞いてみた。

返信はすぐ来て、今夜はハンバーグに決まった。

買い物を済ませ家に着いた頃はもう正午を過ぎていた。

軽くお昼をとったらまた忙しい時間が始まる。

洗濯物、布団を取り込み、夕食の準備をしなければならないのだ。

五つ子ちゃんが帰ってくるとなかなか夕食の準備が進まずにいるためだからだ。
私は一息ついて動き始めた。
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