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悪色に染まる

第1章 出会い


「さて、そろそろ任務の時間だ。サスケちゃんと面倒みるんだよ」

「分かってるよ!」

「いってらっしゃい!気をつけてね!」

「行ってくるよ」

そして私たちは再びやっていたオセロへと目を向けた。


「サースーケくーん!」

しばらくしてお客さんが来たようだ。サスケにぃの顔からして招からざる客みたいだけど。

「サスケくぅーん?いないの? 」

どんどんと戸を叩く音が聞こえる。だけどサスケにぃは行く気がないよう。

「……私行こっか?」

「……………………いや。行ってくる」

そしてすぐに黄色い声がいくつかする。そしてしばらくすると……

「……………………………………あ、帰ってきた。」


「……………ちょっとでてくる。ひとりで大丈夫か?」

苦笑いして私は頷く。

「いってらっしゃい。」



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