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あなたに恋していいですか?
第2章 輝いてみえて
さんはもしもし、と先程しゃべっていたトーンとはかなり違う低くめのトーンでしゃべり始めた。
だが、しゃべっていくうちに笑顔になっていった。
友達と喧嘩でもしていたのだろうか
と勝手に考えこんでいた。
先程のせつない顔が笑顔に変わってよかった。
そう思って先程もらったジュースを一気に飲み干した。
その時、その静かになった瞬間
僕は聞こえてしまった。
携帯からもれた
男の人の声を。
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