第2章 影山飛雄 溢れる想い…
王様
彼にこの異名が着いてから
彼の名前を呼ぶものはいなかった
「飛、お、くん」
生気のない顔で振り向く貴方を
私にはどうにもできなくて
IHでは
青葉城西対烏野高校
貴方は惜しくも敗れたけれど
烏野のみんながいて
自分は王様なんかじゃないって
証明していた
大好きだった
あのキラキラした顔を
もう一度見られただけでも
涙が出るほど嬉しくて
青葉城西に来たことを
今後悔しても遅い
試合終わり
少しだけ時間をもらって
貴方の元へ向かう
「飛雄君」
「…」
私の顔を見た後
少し顔をしかめて俯く
そんな顔しなくていいんだよ
「あの日」
あの時
「王様、そんな言葉に惑わされて」
勇気を持って側にいたら
「私も貴方が怖くなってた、の」
独裁の王様なんて言葉否定して
「貴方は一人で…戦っていたのに」
貴方を信じていれば
「貴方を守れなくて___
___一人にしてごめんなさ、い」
私の隣でも笑っていてくれましたか
「でも、と、飛雄君の笑う顔が…見れてよかったぁ」
「…」
これで終わり
あの時の貴方も
あの時の貴方への想いも
「烏野の皆さん、今日はありがとうございました。お引き留めして
申し訳ありません、失礼します!!」
びゅんと頭を下げて
逃げるように去った
走って走って
息が苦しくて
涙が溢れて
それ以上に
笑って
バレーをしてる貴方を見れた
嬉しさと
貴方への
好きが溢れて
私は暫く体育館に戻れないでいた
続く___
___________________________作者スペース____________
書いてて思ったけど
貴方貴方ってうるさかった
いつか思いついたら編集します。