紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第2章 バルバットへ
翠蓮「行く」
紅明「嫌です。」
この二人は、数分ずっとこのやり取りを続けていました。
ちなみに紅炎と紅覇の二人はこっそり退出していました。
らちがあかないと思った翠蓮は、前紅覇にこうすればだれでもイチコロだと言われた事をやってみました。
翠蓮「紅明、駄目?」
そう上目遣いです。その瞬間、紅明の心はすごく揺らぎました。
そしてとどめとばかりに、
翠蓮「紅明、聞いてくれないなら嫌いになる」
……そんなことを言われたら、頷く他にありませんでした。
ちなみに翠蓮がバルバットに行くことになったので、翠蓮に紅炎や紅明の部下達が頼み、翠蓮が紅明を慰めるまで、紅明は不機嫌でした。