紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第7章 集結
その夜
「翠蓮、帰りましたよ」
「お帰りなさい、紅明。紅炎紅覇と組織の話だったのでしょう?」
「ええ、紅覇の報告を。組織もやり方を変えてきましたね……」
「?どうかしたの」
「いえ、思い出していました。翠蓮に初めて逢ったときのことを」
「ああ、なるほど」
「……あのときすでに5つも攻略してましたよね、翠蓮」
「ああ、6つ目に行こうとしたときに煌帝国に連れてこられたんだよね」
「ああ、言ってましたね(あの時すでに翠蓮を女性として愛してたんですよ。変態だと思われたくないので言えませんが……)」