紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第2章 バルバットへ
その日の夜
翠蓮は、軍議が終わった紅明がいる部屋に来ていた。
翠蓮「紅明」
そこには、練紅炎と練紅覇がいた。
紅覇「あっ、翠姉じゃん」
紅明「翠蓮、どうかしましたか」
翠蓮は口を開いた。
翠蓮「紅明、頼みがあって‥」
紅明は驚いた用だったが、いつも頼みなどしない自分の愛する妻が頼みがあると言うと、嬉しそうな顔をした。
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翠蓮が口をひらくまでは
翠蓮「バルバットに紅玉が嫁ぐでしょう?バルバットに紅玉達が行くときに行って、私も婚儀が終わるまでバルバットに居ていい?」
翠蓮がそう言った時、4人のいる部屋が凍りついた。
紅炎と紅覇は珍しく、冷や汗をかいているし、
紅明は笑顔のまま、固まっていた。
わかってないのは、翠蓮だけである。