紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした
第5章 シンドリアでの
シャルルカン「そうだよな。あの夜、王サマは、全然酔ってなかったぜ。」
スパルトス「ああ。確かな足どりで、一人で部屋に戻るのを私たちがしかと見届けた。」
シンドバット「俺はそのまま眠ったのだ。やはり姫君とは何もなかった。」
シンドバット王が紅玉に言う。
紅玉「ではなぜ、翌朝あなたの部屋に私がいたの!?」
シンドバット「姫君…どうも私にはその記憶がないのだが……」
紅玉「じゃあなぜ、あなたは起きたら裸だったの!寝ている間に自然に服を脱ぎ捨ててしまうことがあって!?」
シンドバット「うむ。それはよくあることだ!」
紅玉「ふざけないでっっ!!」
紅玉の金属器が突き刺さる。
紅玉「どこまでもしらを切るつもりなら…今度は私の言い分を聞いて頂こうかしら…!?」