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紅明の妻は、アルマトランにいたシバとアラジン崇拝の最強でした

第3章 バルバットで




「やめてくれ、お嬢さん!」
長髪の男が止めた。

紅玉、惚れたんだろうな。
……シンドバット王か

シンドバット「私は現在一国王として、ワケあってこの国に滞在しているのです。もし、貴女もそうならばしかるべき場所でお会いしたいものだ。」

私は今まで傍観していたが、アラジン様がいるので口を出すことにした。
翠蓮「…紅玉、今日は帰りましょう。」

シンドバット王は私に少し驚いた様子だった。気付いてなかったんだろう。

紅玉「…わかったわよ。皆の物、帰るわよ。」

夏黄文「えっ…?姫君、しかし…」
紅玉「いいから、今日は帰るのよっ!!」
紅玉はシンドバットの前にくると口を開いた。

紅玉「いいことっ!?別にあんたに言われたから帰るんじゃなく、お義姉様に言われたからよ!!」

私は、アラジン様に微笑んだ。アラジン様はポカーンとしていた。

そして私達はじゅうたんで戻った。


アラジン様、そろそろソロモンの知恵をさずかる。

いつか、私は全てを貴方に。



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