第2章 2章
よし、たいていの人は多分奢れば何でも許してくれるはずだから大丈夫のはずだけど…
?「はははははは、お前おもしれーなww」
と笑い出した彼
?「どう考えても俺の方が年上なんだから俺が奢ってお前が奢られるほうだろうが
ていうか、おまえ青城の生徒だろ?
こんな時間に何やってんだよ、しかも今日入学式らしいじゃん」
うわー、この人いたいところつくな
『誰にだって寝坊くらいあるじゃん、遅刻だよ
てかお兄さん青城に詳しいんだね兄弟とかいるの?』
?「いや、俺男子バレー部のコーチやってる溝口貞幸
遅刻ってことは2年か3年か、部活やってんのか?おまえ」
えーどうしよう、やっぱり入学早々遅刻は世間一般的にまずいかな
でも嘘をつく気に離れなくて正直に話した
『私は今日青城に入学する1年なんだ、だから部活はやってないしやるつもりもないかな』
溝「そうか、1年生か入学おめでとう
って、え?おまえ入学式から遅刻かよ笑」
『あーそうみたいだね』