• テキストサイズ

隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第13章 13章





『……ここどこ』


わたしはちゃんと朝5時に起きて
朝シャンをして新幹線にバッチリ間に合うよう家をでた

そして新幹線も遅れることなく
無事に埼玉についた


なのに……


『森然高校ってどこ!?』


しかもなんかこの辺虫ヤバイし!
多分3箇所位は刺されてる


なんとか自力でたどり着こうと思ったものの本当にわからない
ネットで調べてるのに、速度制限のせいでネットにうまくつながらなくて大体の場所しかわからなかった



鉄朗に電話するか…


あーーーーしたくない!!
絶対バカにされるもんね!!



けどこれ以上ここでさまよってたら顔とかまで虫に刺されそうだな…


今ちょうど昼くらいの時間だし出るかもしれないよね


―――プルルルルッ


……なかなかでないんだけど、もしかして練習中かな



黒「ワリィでんの遅くなった、どうした?」


『練習中だった?』


黒「いや昼飯くってた」


『あのですね、黒尾サン、迷いました!』


黒「そんなことだろーと思ったわ」


『迎えに来て』


黒「ハイハイ、近くに何ある?」


『えとね、ハミマ!!』


黒「あ、割とちけーじゃん、今行くわ」


『え、電話切るの?』


黒「なに?さびしーの?」


電話の向こうで絶対ニヤニヤしてんのわかる


『じゃなくて、場所ほんとにわかるのかなって
ハミマなんてどこにもあるじゃん』


黒「俺知ってるこの辺のハミマ1個しかねーから大丈夫」


『……わかったよ早く来いよトサカ』


黒「え、ちょっと、奈々サン俺一応先輩なんだけど…」


心細いことくらい気付けよ

頭の構造本当にニワトリと同じ何じゃないかと思う



『ハイハイほんと3分以内に来ないとハミマでハーゲンダッツ買ってもらうからね』



黒「ほんとお前ワガママか」



そう言って笑いながら電話を着る鉄朗





も〜はやく鉄朗来てくんないかな

見ず知らずの場所にひとりってほんと怖いんだからね!




今頃青城のみんななにしてるんだろうな〜

貴大先輩と一静先輩と徹先輩から連絡が来てる
……っておい、はじめ先輩も心配の連絡くらいしてよ!


昨日マリオカート万年最下位だったこと根に持ってるのかな


どーせみんな練習中だし、っておもって

《まよった》

それだけ返しといた
/ 408ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp