第5章 5章
誰かに肩を叩かれる
んーー、なに?もっと寝たい
てかなんか寒いな…
ん、わたしそういえば公園にいて…
あ!!!!公園!!寝ちゃったんだ!!
そう頭の中でようやく整理できて目を開ける
そこにはさっき隣のベンチに座っていた彼
?「こんなところで寝てたら風邪ひきますよ」
あああああ、やっちゃった!完全に寝てた
『え、ごめんいま何時??』
?「12時になるところですね
じゃあ僕行くんで気をつけて帰ってください」
そう言い歩き出す彼
もしかして起きるまで待っててくれてて
流石に12時だから起こしてくれたのかな
迷惑かけちゃったよね…
『まって、あの、ありがとう』
お礼を言うのは得意ではないから最後小さくなっちゃった
?「え、なにか言いました??」
そう少しバカにしたように言ってくる彼
?「身長が離れすぎててよく聞こえなくて」
はああああああ?
はい殺す、きめた
わたし決めました!この人今から殺しまーす
彼は別に笑ってはいないけど
言い方からして聞こえてたのに
恥ずかしがってたのを知って馬鹿にしてきてることがわかる
もううっざい!!
同じ学校だったら居場所なくしてやる!怒
ほんとはここで殴ることもできたんだけどね
なんでかできなかった
だって彼バレーボール持ってたから