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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第12章 12章





「誰だおまえ」


『えっと、マネージャーです』


そう言うとわたしのことを少し見て
というか睨んだと言った方が正しいのかもしれないけど

その後舌打ちをして体育館に入っていく



『はあああ?かんじわるっ!』


矢「ははっ、奈々ちゃん口に出てるよ」


『秀先輩あれだれですか?』


矢「2年の京谷賢太郎」


『転校生?』


矢「いや、先輩達とあんまり合わなくてしばらく部活休んでたんだよね」


『へー、あ、インターハイ予選終わったから
先輩達いないと思って帰ってきたってこと?』


矢「そうだと思う
でもまぁ、あいつ強いからな」


『へー』



そうなんだ……
ほんとにそうなの?

……は??どこが??



その京谷先輩は徹先輩の上げたボールを割り込んできて打つし
思いっきりブロックあるのに強打しようとするし

……なんかバカってかんじ



でもまぁ思うことはあるけどね


しばらく部活休んでたんだよね?
にしてはすっごい動けてる

どこか違うところで練習してたってとこかな



及「ちょっと、狂犬ちゃん!!
危ないから自分以外のボール割り込んでこないでよ!」


京「……」


徹先輩をシカトするなんて
わたしと京谷先輩くらいじゃないかと思う



岩「おい、あぶねーだろ周り見ろ」


京「……ウッス」



京谷先輩ははじめ先輩には返事をするようだった

要するにまぁ徹先輩が嫌いなのかな?
もうわかんないや



でもね……京谷先輩が入ることによって

今まで完全にぴったり噛み合っていた熟練感のある青葉城西高校のバレー部が
狂っていく、そんな気がした



それが吉と出るのか凶と出るのわからない



けど、今と同じままじゃダメなんだよ
それで白鳥沢に負けたんだから


だから、この変化がどうか青城にとって良い変化でありますように
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