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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第12章 12章





徹先輩が入ってきて、普通に話しができて嬉しかった


それと同時にもしさっきの話聞かれてたらどうすんの!
という疑問が浮かんでくる


『……ねぇ徹先輩いつきたの?』


及「ん?なんのこと?いまだけど」


『そうなんだ、それなら良かった!』


花「……ていうかさ、奈々テストどうだったんだよ」


『え、それならさっき言ったけどめっちゃ出来たよ?』


及「え、奈々ちゃんバカじゃなかったの!?」


は??

徹先輩完全にわたし的にさっき仲直りしたと思ったのに
また喧嘩売ってくるの? それどうなの?


さっき徹先輩の笑った顔を少しだけかっこいいと思ってしまった自分がムカつく



『言っとくけど、絶対テスト1位だからね』


岩「いや、それはないだろ」


『もしそうだったら、みんなわたしにパンケーキおごってね』


松「じゃあ1位じゃなかったら俺ら4人にラーメンな」


『まって、わたしの方が被害額大きくない?』



なんてとてつもなくさっきまで泣いてた女子と
その原因の男子がいる会話にはとても聞こえない会話をする




それと同時に



『ははははっ』



「「「「!?」」」」



みんなに少しだけ変な目で見られるけど、もういいや



『なんかさー、みんなほんと優しいよね
そういうところ本当大好き

わたしの話聞いてくれるし、
いつも通り話せてよかった、ありがとう

……こんなところで言うことじゃないと思うけど
わたしは先輩達とたくさん一緒にいたいし話したいし

なにより



バレーがしたい!!!



だからさ……絶対全国行こうね!!!』




及「ちょっと、奈々ちゃん、そういうのは及川さんのセリフだよ!?」


『徹先輩よりわたしの方が先輩みたいだしいいの!!』



なんか自分がよくわからない事言ってるのは分かってる

けど今すごく幸せなの





東京には京治と光太郎がいて

宮城には青城のみんながいる



……こんな大好きな人たちに囲まれて

わたしって本当に幸せ者だなって思う
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