第12章 12章
ミサンガは意外と喜んでくれて
みんな手にはつけれないから足につけるって言ってくれた
ふー、いらないとか言われなくて良かった
『あ、でねこれお菓子!』
そして買ってきたお菓子を広げてみんなで食べ出す
松「で、相談と彼氏どっち先に話したい?」
『彼氏はできれば話したくないな』
松「だめ」
『……嫌なことは先におわらせる派だから彼氏で』
花「俺今日この話聞きに来たようなもんなんだよな」
いや、テストメインできなよ
貴大先輩3年生でしょ?
『じゃあ、聞かれたことに答えるから聞いて』
松「んー、じゃあ相手の写メみして」
先輩たちが家に来た時写真飾ってたじゃん
そう思うけど写真くらいいいかってことで、土曜日テーマパークで遊んだ写真を見せる
岩「は?お前俺達がテスト勉強必死な時に夢の国いってたのかよ」
まさかはじめ先輩にそんな事言われると思っていなくて笑ってしまう
花「まぁそこそこかっこいいじゃん」
京治はカッコイイほうだと思う
全体的にモテるし
松「どっちからいったの?」
『京治からかな』
花「なんて言われた?」
『……緊張しすぎて覚えてないの!』
花「は?お前バカかよ」
『え?定期試験はできたと思うけど』
花「そういうことじゃねーだろ」
忘れたってのは半分ホント半分ウソって感じ
細かいとこまでは覚えてないけど大体は覚えてるし
岩「じゃあ……」
『はい、時間切れ!!』
岩「は?」
『いやーなんかこれ以上話すこともないから京治の話はこれで終わりね!!』
松「今逃げただろ」
『べつに、聞かれて困ることないし』
ほんと何かしたわけでもないし聞かれてまずいことは何も無い
……でも
徹先輩とどっちが好きなのか、とか馬鹿なこと聞かれたらちょっと困るからこの話題はこれで終わりにしてもらった