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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第12章 12章





勇太郎にお土産をすべて渡してわたしは席を立つ
相変わらず徹先輩はゆうゆと話をしていた


山「え〜じゃあ、及川先輩とかの方が好きってことですか?」

及「うんうんそうだね」


徹先輩たちがいない逆のドアから出ようとすると


及「まって、奈々ちゃん!!」


なんですか、正式に彼女の紹介とかなら凄いいらないけど


及「俺話があって――」


そういってわたしのいる方に近づいてくるから
わたしも徹先輩に近づく

無論そんなに話をする気は無い



『ん、これ東京のお土産です』


徹先輩だけ早く渡せるように
お菓子とかを袋に移して小分けにしといてよかったなぁ



及「あ、ありがと、あのさ――」


『徹先輩、あんまり彼女の前で他の女の子と話なんてしたら嫌われますよ?

それじゃあまたあした!!』



少しだけ呆然とした顔で立ち尽くす徹先輩を横目に見ながらわたしは教室を出た




だから


山「ははっ、もう及川先輩奈々にぜーんぜんっ嫌われてるんじゃないですか〜」


及「誰のせいだと思ってんだよ……」


山「自分をいじめてた女の子と付き合うなんて、まぁそりゃ嫌われますよ、及川先輩どんまいですっ」


及「じゃあまたね」


山「え、一緒に帰るんじゃ――」


及「俺は奈々ちゃんのところ行かなきゃ」


そう言って飛び出していく徹先輩


山「……チッ、やっぱ奈々邪魔だなぁ〜」



国「及川さんと付き合っておいて
奈々になにかしたらただじゃおかないから」


山「はいはいわかってますよ」



そんなことが行われてたことは知らない

そして、わたしが今も徹先輩を深く傷つけてることも、全く知らなかった
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