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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第11章 11章





音駒高校の練習を見てておもったのは
レシーブすごいなってことだった

なんか、しなやかって感じなんだよね

レシーブした球がセッターの位置に綺麗に戻っていた
……すごい

正直に言わせてもらうと
青城のみんなよりレシーブはすごいと素直に思った



黒「じゃあ休憩なー」


この学校はマネージャーがいないから
自分ことは自分でやるらしい

でも、迷惑じゃないなら今日だけでも手伝いたいって猫又さんに言ったら

猫「アイツらも喜ぶと思うからしてやってくれ」


って言われたからドリンクは代わりに作った
脱ぎ捨てられてたジャージとかもたたんだけど

ドリンクを手渡ししてもいいのかな
全く知らない人から貰いたくないかもしれないよね


でもこんな事考えてる時間も、みんな喉渇いてるわけだし、よし行こう!


そう思って休憩してる部員の所に近づく



『あの、ドリンク作ったから、良かったらどうぞ』



そう言って一番近くにいたモヒカン頭の人に声をかける
ちゃんと笑顔も忘れなかったよ


でもその人はかたまってドリンクを受け取ろうとしない

え、これどうしよう


『あのー』


「おい山本相手困ってるだろ、
女子と話すのに緊張してんだろうけど早く受け取れ」


モヒカンの後から声をかけてくれたのは
童顔の身長も低めの男の人だった


けど、身長で人を判断しちゃいけないって、夕先輩で学んだからね
絶対同い年だって思ってた夕先輩も先輩だったから、この人だって先輩かもしれない


山本と呼ばれた人は


山「あ、あ、あ、ありがとう、ございます」


なんなんだろう、この人ギャップがすごい
見た目からガラ悪い人なのかなって思ったけど



『ははっ、なんか龍之介先輩みたい』


そう笑うと


山「龍の知り合いか!?」


『うん――』


黒「おーい、雑談はあとにして早くドリンクくれよ」


なんだこのマネージャーを労わない男は

『ごめん、またあとで!はいこれどうぞ!』


そんなかんじでドリンクを渡していき
さっき後から助け舟をだしてくれた人にドリンクをわたす


「なんかうちに恥ずかしいやついてごめんな
君のことは黒尾から聞いてるから、よろしくな」


あーやっぱりわたしって天才なのかな
鉄朗のことを、黒尾って呼んでるってことは3年生かな

練習を見るにリベロだと思う
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