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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第10章 10章





それを聞いてまた涙が溢れてくる


『京治、大好きほんとありがとう
京治みたいないとこがいてくれてほんとわたし幸せだよ』


赤「……そっか
いまインターハイ予選中だっけ?」


『うんそうだよ!』


赤「だよね、明日の試合も頑張って」


『わたしが出るわけじゃないんだけどね
あ、京治たちの予選はいつなの?』


赤「俺達は」



そんな会話をしながらどれくらい経ったかわからない
でもいきなり部室のドアが開いて

そこには先輩達四人がたっていた


『みんな!』


赤「あ、助けきた?」


『うん、京治ほんとありがとう!!』


赤「またいつでも電話して」


『うん、京治も来週のインターハイ予選頑張ってね!』


赤「うん、じゃあまたね」



そして電話を切る



『いやーみんなごめ――』

及「ごめん」

『え?』

及「この部室の鍵締めたの俺と岩ちゃんなんだ
気づかなくてごめん」


岩「それに、電話全然気づかなくて悪かったな
みんなでラーメン行ってたんだ」


花「それに、さっきひどい事言ってごめん」


松「助けんの遅くなってごめんな」



別にみんな悪くないのに
むしろ悪いのはわたしのほうだ



『わたしもごめん

せっかく待っててくれてた先輩達にあんなこといって
ほんとにごめんね』


及「俺があんな事言う資格なかったのにごめん」


『そんな事言わないでよ!
わたしよく考えたらほかの学校の人と仲良すぎるかもしれない

せっかく出来た友達だからやめる気はないけど
嫌な気持ちにさせたならごめん』


及「いや、俺も――」


『もう謝らないでよ
それより、助けに来てくれてありがとね』


及「……うん!」


『じゃあ今日のことはもう仲直りね?』


及「……ありがとう」




そしてみんなで学校を出て歩く
もうみんないつも通りだ

さっきのラーメン屋さんであった話をしてる
聞いててすごい楽しい


松花「じゃあ俺たちココで!」


『またあしたねー』



そのまま歩いてるといつもうちまで送ってくれるはじめ先輩が


岩「今日はわりぃけど及川に送ってもらってくれ!
じゃあまた明日な!」


と言って帰ってしまった
まあべつに5分くらいだから全然いいんだけどね


『じゃあいこ徹先輩』
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