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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第10章 10章





それからラーメン屋さんについて
ラーメンが運ばれてくる


『美味しそう!!』


二「美味しそうじゃなくて、美味しいから」


『「いただきます!」』


『おいしい!!!
え、ほんとに美味しいじゃん!!』


二「だから美味しいって言ったじゃん
奈々って美味しそうにご飯食べるね」


『だって美味しいんだもん!』


二「それはよかった」


『あーあ、なんか食べ物食べると嫌なこと忘れられるね!』


二「まぁ俺はさっき泣いてすっきりしたけど」


『明日からはもうないちゃダメだからね』


二「明日からまた練習頑張るって
奈々のいる青城に勝つためにもね」


『……堅治先輩って生意気だよね』


二「俺先輩だよね?」


そしてラーメンを食べ終え外に出ると外はすっかり暗かった

堅治先輩は奢るって言ってくれたけど
それは申し訳ない気がして自分の分はちゃんと払った


二「送るよ」


『いや、大丈夫!
わたし一回学校に行かなきゃいけないんだよね

ここからすごい学校近いから平気だよ』


二「えー、じゃあまた連絡するよ」


『おっけー』


……ってやばい
今の徹先輩に電話なんてされたら大変なことになりそう



『まって、LINE教えるからそれでいい?』


二「俺もLINEの方がいいし全然いいよ」


……でもいつか堅治先輩に徹先輩に電話かけさせよう


二「今日はありがとね」


『わたしもありがと!』



そして堅治先輩と別れる



学校に誰もいないことを願いながら
わたしは青葉城西高校までの道を歩いた

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