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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第10章 10章





烏野高校と常波高校高校の試合が始まる


玉「え?え?あの10番てMBなの…?
どうみても160くらいだよな…?」

芳「ベンチにもっとデカいの居るのに」


常波高校の選手が翔陽のことを話している
そりゃ戸惑うよね


「あの小さい10番スタメンなの?」
「リベロじゃないんだ…」



そんな声が聞こえてくる


金「……舐めた奴は痛い目見ます」

岩「わはは!〝経験者は語る〟!」

金「次は絶対捩じ伏せてみせます」


そうだよ、見せてあげなよ翔陽
舐めてるこの会場中のみんなに翔陽の本気を




ラリーが始まり最初のトスを飛雄は龍之介先輩に上げる
綺麗にスパイクが決まり
喜んで叫び出す龍之介先輩

…でもちょっと長すぎだよ!


澤菅「うるさい!!長い!!」


――ピッピッ――



「烏野もう注意されてる」
「早っ」
「バッカだな〜」
「おもしれーな烏野」


烏野のみんなもいつも通りだ
そう思って少し笑ってしまう


及「どうしたの奈々ちゃん?」

『別に何でもないよ』

及「奈々ちゃん烏野のみんなと仲良くて
及川さん妬いちゃうよ!?」

『ハイハイ
あ!ラリーはじまった、黙って徹先輩』


及「ちょっ!?」



そしてそのラリーも旭先輩が決めて
烏野がとった


「すげっさすが成人!」
「烏野に5年留年の人いるんだってよ!」

なんて言われてる
……確かに見えなくもないけど



『ねぇ徹先輩』

及「ん?」

『翔陽打ちたくてウズウズしてるね』

及「ほんとトビオも早く上げてあげればいいのに」

『まぁ飛雄も色々考えてるんだろうけどね』

及「アイツは天才だからね」

『そうかもね
でも、わたしは徹先輩のトスが世界で一番好きだよ
みんなの打ちやすい最高のトス!

……あ、翔陽が……』



翔陽が走り出す
さっきまで座ってた徹も席を立って見てる
もちろんわたしも






――飛んだ





翔陽のスパイクが決まる

コレは烏野の復活だね
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