第9章 9章
花「あーうまかった!」
及「奈々ちゃんお店開けるんじゃない?」
松「ほんとうまかったわ!」
岩「うん、うまかったありがとな」
なんかみんなにそんなに褒められると調子乗るよ?
こんなにご飯を褒めてくれるのは
光太郎くらいだったからなぁ〜
京治は反応が薄いから、なんか作り甲斐がなかったし!
まぁ喜んでくれてたのはわかってたんだけどね
『まだみんな食べれる?』
及「え!まだなんか作ってくれたの!?」
徹先輩ほんっとにうれしそうだな
『うん、ちょっと待ってて』
そしてシュークリームを持ってくる
花「おぉ!シュークリームじゃん!!
え、やべぇ!食べていい?」
『うんいいよ!』
花「あーめっちゃうまい!」
及「マッキー俺らも食べていい?」
花「……一個だけな」
沢山作っといてよかった
貴大先輩がこんなにシュークリーム好きだったなんて知らなかった
みんなシュークリームも美味しかったっていってくれてご飯は終わった
まぁ我ながら全部美味しかったかな
『みんないつ帰るの?』
及「ん〜泊まる!」
『は!?』
花「おれもー!」
松「んじゃあおれも!」
岩「俺も泊まるわ」
まさかのはじめ先輩まで!?
でもなんかみんなとお泊まりとか楽しそうで
嫌じゃないと思ってるわたしがいる
『もー、仕方ないなぁ、今日だけだからね!』
あれ?わたしの家って布団あったっけ……
『ごめん、やっぱ布団ないから無理』
及「なんとかなるって!
あ!お風呂入りたい!!」
はぁ、この人ホントに先輩なのかたまに疑わしい
『わかったよ、とりあえずお風呂さっき沸かしたから
順番に入って』
「は〜い」
こうして始まった突然のお泊まり
でもさっきからわたしの頭の中は
どうやって寝るかってことでいっぱい
も〜!どうしよう!!
こんなことなら布団とか持ってくるんだった!!