第9章 9章
みんなとスーパーで買い物をして帰る
ハンバーグの材料と
シュークリームも作れる気がする
なんとなくだけど揚げ出し豆腐も行けそう!
っておもってその2つの材料を買ってみた
でも牛乳パンだけは作ろうと思えなくて
ごめんね徹先輩、っていう気分
買い物を済ませてわたしの家まであるく
みんなわたしの家の場所知ってるから
わたしが案内しなくても自然とうちの前につく
岩「奈々、それ持つから」
って言われたけど
これくらい持てるから、って断っちゃった
こういうのがきっと彼氏できない原因だと思うな
花「ずっと思ってたけどよー
奈々の家ってでけぇよな!」
ふつうのマンションだと思うけどな
松「しかも綺麗だよな!」
『ん、ここ!入っていいよ〜!』
七階までエレベーターで上がり
家の中にまねきいれる
及「うわっ!ひろい!てか綺麗!!」
岩「あれ、親は?」
『ひとり暮らしだよ、わたし』
花松「え!?」
そういえば徹先輩にしか言ってなかった気もする
『お母さんとかお父さんは東京にいるから!
じゃあテレビとか見て待ってて!ご飯作るね!』
そしてご飯を作る
その間みんなが何していたのかわからないけど
たぶんテレビとか見ててくれたと思う
わたしの家特に面白いものないし
ちなみに、シュークリームは得意なんだよね〜
だからうまく出来たと思う!
ハンバーグも作ったことあるから
そんなにまずくないと思う
それより、揚げ出し豆腐…
生まれて今まで食べたことないから
これが美味しいのかわからない…
けどまぁ、料理は完成した!
それを持ってリビングに行く
あ、シュークリームはあとね!
『できたよ〜』
及「え!美味しそう〜!!」
岩「ってそれ、揚げ出し豆腐じゃねーか!」
『初めて作ったから美味しくなかったらごめんね』
花「奈々ほんと料理うまいな!」
松「まじで、ハンバーグ美味そう」
『じゃあたべよっか!』
――いただきます――
みんなが美味しいって言ってくれて
すごく嬉しかったし
揚げ出し豆腐も成功してたみたいでよかった
料理を作って誰かが笑顔になってくれるなんて
久しぶりのことですごく嬉しかった