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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第9章 9章





『…ハァハァハァ
あーーーもう疲れた死ぬ!!』


なんでこんなに階段長いの?
多分みんなの倍の時間くらいかかった気がする
けど、みんなが上から

「がんばれ〜」

って言ってくれたから不思議と怖さとか忘れてた


そして今はやっと鳥居の前
わたしは歩けなくて徹先輩におんぶされてる


本当は英に頼んでたんだけど


及「国見ちゃん!俺が持つよ!!!」

国「わかりました」


なんて会話があって
徹先輩がおんぶしてくれてる



『重かったらその辺に捨てていいから』


及「そのへんって笑」


花「あーそういえばさ、奈々の罰ゲームは?」


及「それなんだけどさぁ、
今日の夜ご飯奈々ちゃん家で食べたい!
って、どうかな!?岩ちゃん!」


岩「だからなんで俺にふんだよ!
まぁいいとは思うけど」


『なんだそんなことね
全然いいよ!』


花「まじで!?」


松「俺も絶対奈々ちゃん断ると思ったわ」


『部屋汚いけど全然オッケーだよ』



よかった〜
ホント体力つけるために筋トレとか言われたら
どうしようかと思ってたんだよね



及「じゃあ、パパッとお参りしちゃお☆」


『いや、ちゃんと必勝祈願しようよ』



お賽銭とか入れるところの前について
徹先輩から下ろしてもらう
さすがにおんぶしながらなんて
神様に失礼だからね



お金を入れる

――どうか、青城のみんなが全力をだしきれますように!――


どうしてわたしは、全国に行けますようにとか
そんなことを祈らなかったのかわからない

けど、全力出し切ってほしい
今までの練習の成果を出しきって欲しいんだよね



岩「よし、じゃあ帰るか」


はじめ先輩のひとことで解散となる



及「ねー、今日の夜何作ってくれるの?」


『好きな食べ物何みんな?』


岩「揚げ出し豆腐」

…作ったことない


及「牛乳パン」

…購買で買ってくれ


花「シュークリーム」

…ご飯じゃないじゃん!


松「チーズINハンバーグ」

それだ!!


『ハンバーグ嫌いな人はいないよね?』


みんなも納得したような顔してるし


今日の夜はハンバーグ作ろう
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