第9章 9章
飛雄に昨日あったことを話す
ホントは誰にも言いたくなかったけど
泊めてもらったから
飛雄はすごくゆうゆにキレていたけど
わたしのために怒ってくれる人がいることが
少しだけ嬉しいと思ったのは内緒
ちなみに今日のわたしは
飛雄のトレーナーと下は烏野の部ジャーを借りている
上下ともにデカすぎる!
飛雄おっきいんだよ!ほんとに!!
影「またなんかあったら言えよ、相談乗ってやるから」
『うん、ありがとね』
烏野高校が見えてくる
影「とりあえず心配だから家ついたら連絡して」
心配性だな〜っておもうけど
昨日迷子になってたから当然か
『それがさ、携帯水没して電源つかない』
昨日の雨のせいでこわれた携帯を飛雄に見せる
『直ったら連絡する!』
影「……おう、まってる」
『じゃあ飛雄練習がんばってね!!』
そして飛雄と別れて
簡単に教えてもらった大体の帰り道を思い出す
そしてその通りに30分くらい歩いていると
見たことのある景色が見えてきた
いまって何時だろう7時くらいかな
練習始まったくらいか〜
昨日確実に迷惑と心配をかけてしまった自信がある
しかたない
朝練の手伝いしよう
この格好だけどこれ以上心配かけ続けるのは
申し訳ない
そう思って青城までの道を急いだ