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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第8章 8章





なんでわたしは笑っているのか
なんで笑いが止まらないのか分からなかった


けど、なんか今まで笑えてなかった分を
今取り戻してる感じがする



そんなわたしをみんながみている

ごめんね、今変な人すぎるよね
でもなんか面白いんだから許して


及「奈々ちゃん大丈夫?」


いつまでも笑いが止まらないわたしを
心配してくれてのことなんだろう


『ははっ、大丈夫大丈夫
徹先輩も笑おうよ、ね?』


そういってわたしは笑顔で
徹先輩の脇腹をこしょばした



及「ちょ、まって奈々ちゃん
ははっ、ギブギブギブ」


なんかその姿が面白くて更に笑ってしまう


『あ〜徹先輩なんか面白い!』


それからまた時間がたって
たぶん10分くらい笑ったり笑わなかったりを繰り返してたと思う



やっと落ち着いて正気を取り戻したわたし



『見苦しいところ見せてごめんね』


松「いや、俺らも見ててなんか面白かったし」

花「そんなことより笑えてよかったじゃん」

岩「もうこれからもきっと笑えんだろ」


『うん、みんなのおかげだよありがと』


そう満面の笑みでわたしはお礼を言ったと思う



なのにみんなが驚いた顔したから
また失敗したのかな……



『英、わたしまた笑顔ひどい?』


国「…いや、可愛いと思うけど」


及「国見ちゃんが!!
女の子をほめた!!!」


わたしも正直びっくりした
英に褒められることがなかなか無くて素直に嬉しかった
それと同時になんか恥ずかしくて



『もう、徹先輩うるさい!
早く寝よう!』



そしてわたしは布団に入った

するとみんなも大人しく寝てくれる気になったらしく
みんな横になり始める

もちろん徹先輩も、わたしの隣に



隣に人いるのってやっぱあったかいな


なんでわたしが笑えたかは
本当に理由もわからないし突然過ぎたけど


なんか今回は今後ずっと笑えそう




なんかそんな気がする
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