第8章 8章
まぁ見事にいまわたしの頭には星空が広がってる
みんな入っていき
英と勇太郎も覚悟を決めてはいっていった
のこすはわたしとはじめ先輩だけ
はじめ先輩って、
意外とこういうの大丈夫そうに見えて苦手なんだな、びっくり
でもなんか可愛いけどね
『先輩、そろそろ入らなきゃだめだけど大丈夫?』
岩「ここで帰るとかだめだよな?」
『せっかくなんだし入ろうよ』
岩「はぁーなんで奈々そんなに楽しそうなんだよ」
『いや、すごい怖いんだけど
わたしまで怖がったら中に入れないかなって』
……
はじめ先輩は何か少し考えると
ため息をついた
岩「奈々に引っ張ってもらって入ったら
及川にバカにされそうだからな」
そういうとはじめ先輩は
わたしの手を握った
ちょ、いきなりなに??
お化けとか以前に緊張する
岩「これでお前も怖くないだろ
別に俺が怖いからとかじゃねーから、いくぞ」
そしてそっぽを向いてしまうはじめ先輩
なんか今日のはじめ先輩可愛いな
本人に言ったら殴られそうだから言わないけどね
『うん、ありがと』
そしてはじめ先輩が
わたしを引っ張ってくれて肝試しがスタートした