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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第8章 8章




松川side


俺が奈々ちゃんに
夜ご飯ってか夜食を持っていくと


及川は寝てた
いや、この言い方よくねーな


横になってた、って方が正しいのかな
一目で俺は及川が起きてることに気づいた


まぁ伊達に3年間部活いっしょにやってねーな


でも奈々ちゃんは気付いてる様子はない

だから、及川に夢中な奈々ちゃんに
友達と遊ぶ約束してたことを思い出させて

一旦部屋からいなくなってもらった



松「おいかわー、起きてんだろ?」


及「ははっ、まっつんにばれるとは思わなかったなぁ〜」


松「なんでお前奈々ちゃん心配してんのに
ねたふりなんかしてんの?

さすがの俺も理解出来ないんだけど」


及「俺もさ、奈々ちゃんに悪いことしてる気持ちはあるよ?

でも俺が起きたら友達のとこ行っちゃうじゃん?
まぁ現にまっつんのせいで会いに行っちゃったけどさ

もう、まっつんのばか!!」



こいつってこんな馬鹿だったっけ?


松「お前バカかよ
ちゃんと奈々ちゃんはお前のこと
すごい心配してるから今も電話かけに行っただけだと思うけど」


及川は少し喜んだような顔をする


及「ほんと!?
まっつん〜、奈々ちゃんが看病してくれて
俺幸せなんだけど〜!!」



松「あー、ハイハイキモイ
ほんとに具合悪いんだろ?まだ

だったら寝てろよ
多分次起きたら俺じゃなくて奈々ちゃんいるから」



及「ほんと?正直及川さん
おきたらまっつんの顔でうんざりして――

まっつんまで殴らないで!!
それに俺病人だよ??」



松「あー、うるせぇから早く寝ろよおやすみ」


及「おやすみ、まっつんありがとね」



そういうと及川はすぐにねむってしまった
よっぽど具合悪いんだな




すると奈々ちゃんがすぐ部屋に入ってくる




ほらね、及川

奈々ちゃんはお前を一番に優先した
楽しみにしてたことやめてまで
お前を優先したんだよ?



俺思うんだけどさ
たぶんお前が一番可能性あるよ

及川とかウザイから別に応援とかしないけどね



奈々ちゃんも早く自分の気持ちに気付けばいいのにな





それでさ、おれ



なんでそんな悲しがってんの?
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