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隣で笑うあなたへ [ハイキュー!!]

第8章 8章




買い物を終えて鉄朗と研磨君のところに戻った


『ごめん、待たせちゃったよね!!』


黒「いや、ゼンゼン大丈夫
な、研磨?」


鉄朗がまたニヤニヤしてるけどなんだろ


孤「おれ、孤爪研磨…」


え、なんか自己紹介してくれた!うれしい!


『わたしは神咲奈々!
よろしくね!!』


孤「うん…よろしく奈々」


そう言ってこっちを始めてみてくれて
私は嬉しくて


『うん!よろしくね研磨!!
研磨も鉄朗と同じ部活なんだよね?』


孤「うん、バレー部」


研磨はゲームに目を戻したけど
全然悪い気はしなかった


『そうなんだ!強いんでしょ?鉄朗から聞いた!』


孤「うん、まぁ強いと思うよ」


『ていうかさ、さっきから言おうと思ってたんだけど
そのゲームわたしもやってる!!』


孤「そうなんだ…ただの暇つぶしだけど」


『わかる!暇つぶしに最適だよねそのゲーム』


孤「うん、クロにはいつも
歩きながらゲームはやめろ、って言われるんだけど
歩いてる時って暇だから」


『いや、歩いてる時は危ないよ
いまはさ、わたしも鉄朗もいるんだし
話したら暇じゃないかもよ?』



研磨は少し考えた様子をした
…あ、初対面で出しゃばりすぎたかな


孤「…そうだね、今はゲームやめる」


やった!
なんかそれだけで研磨と仲良くなれた気分になる


黒「おー、珍しいな!
研磨が人の言うこと聞くなんて
しかも今日あったばっかの人!」


孤「だって、クロが言ったんじゃん
奈々は良い人だからって


それに…おれもそう思ったから」


そういってほんの少し優しい顔をして
わたしを見てくれた研磨に


鉄朗は驚いた顔をしたから
きっと研磨が初対面の人をこんな風に言うことないんだろう



そう思うと嬉しくなった
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