第8章 8章
鉄朗の友達が待ってるところにいたのは
研磨っていう名前らしい子と
翔陽だった
鉄朗は友達と
黒「フラフラすんなよ」
研「ごめん」
みたいな話をしてたけど
わたしはそれどころではない
『翔陽何してるの?』
日「ロードワーク中に迷ったら研磨に会った!」
まよったって…
やっぱり今どきの人って迷うんですか?
だってここにいた4人迷ってたわけだし!
黒「おい、奈々ちゃん、いこうぜ!」
鉄朗が呼んでる
確かに急がないとわたしもやばい
けど…
『翔陽大丈夫?』
日「おう、どっか走ってたら多分つくから大丈夫
じゃあおれ行くね!」
そう言って走っていってしまった翔陽
まぁ翔陽が大丈夫っていうなら大丈夫だと思うけど
黒「じゃあ俺達も行くか」
『うん!』
なんか三人気まずいな…
研磨という子はまったくわたしと目合わせてくれないし
でもスポーツ用品店はすぐで
『じゃあ買いに行ってくるね!』
一瞬でもこの気まずい空間から逃げ出せてよかった