第7章 7章
校門で待ってたら
澤「…武田先生はああ言ってくれてたけど
いくら日向と影山のコンビが優秀でも
正直周りを固めるのが俺達じゃあ
まだ弱い…悔しいけどな」
烏野のみんなが歩いてくる
及「おお〜さすがキャプテン!
ちゃんとわかってるね〜〜」
徹先輩がいることがわかり
みんなの顔が曇る
けど
みんなが《あ、奈々じゃん!》
そういって徹先輩を無視して
わたしのところに来てくれた
及「え、ちょっ、及川さん一人ぼっち?」
『へへっ、徹先輩って女の子から人気あるけど
やっぱり男の子からは嫌われるんだね』
及「やっぱりってなに!!
いいもんね〜俺には岩ちゃんがいるし〜」
田「おい、いま俺達が奈々と話してんだよ
なんだコラ やんのかコラ」
うしろから翔陽も
龍之介先輩といっしょに
「何の用だっ」とか「やんのかァコラァ」
とか言ってた
ほんと翔陽見てると微笑ましいな
及「そんな邪険にしないでよ〜
アイサツに来ただけじゃ〜ん
小っちゃい君最後のワンタッチと――」
徹先輩が翔陽のことを褒めてる
まぁでもそんなことはどうだっていい
わたしが用事あるのは飛雄と蛍
そして飛雄に近寄る
『ねぇ、飛雄ちょっといい?』