第6章 6章
思ったことが口から出てしまっていた
奈々ちゃんが
少し困った顔をしたから
謝ろうとしたら
アイスを食べてくれた
それからの照れながら
「お、おいしいね」
って言われてトキメかない人はいないでしょ
そしてごめんねって心の中で思いながらも
もう自分を止められなくて
奈々ちゃんのことを抱きしめていた
こないだもロッカーの前で
可愛いと思って抱き締めてたな〜
俺ってそんな我慢できなかったっけ
なんて思いながらも
自分のやってしまったことに気づき
急いで離れて
及「うわっ、ごめん奈々ちゃん!
可愛くてつい!」
殴られるの覚悟で離れて目を瞑る
けど、なかなか痛みが来ないから
どうしたんだろうって目を開けたら
顔を赤くしながらうつ向く彼女
その顔もあまりにも可愛すぎて
及川さん完全にノックアウト
ねぇ、奈々ちゃん
俺期待しちゃうよ?