【ハイキュー‼︎】排球部に入部致す‼️(`-ωー)+
第1章 入学式
ヘッドホンをつけたそいつは、忠君の話を聞いているのかいないのか、相槌ひとつ打ってはいなかった。
まぁ、それでも忠君が楽しそうに話していることから、それがいつものことで、忠君も気にしていないのだろう。
忠君の様子からも、その男子のことが大好きなことがわかる。
どうやら、あれが話に出ていた『つっきー』なのだろう。
しかし、あの『つっきー』とやらは、相当背が高そうだ……。
座っているのに、足の余り具合からよく分かるその背の高さ……。
羨ましいとか思って……思って……思ってますけどなにか⁉︎
その余って、机の前に放り出してる足を切り落として、私にくれと言いたいですけど、なにか?
私は、本日3回目の歯ぎしりをして、席に着いた。
私の周りの女子は、同学だった人たちが多いようで、すでに友だち同士でグループを作り、楽しそうに話をしていた。
しまった……!
完っ全っに出遅れた……‼︎
なんてこった……。