【ハイキュー‼︎】排球部に入部致す‼️(`-ωー)+
第1章 入学式
私は頷いて手を握り、握手を返す。
誉「よろしく……山口君。友だち、第1号。誉でいいよ」
山口「うん! 誉ちゃん。俺も、忠でいいよ!」
山口君改め忠君が、ニッと笑うので、私も小さく笑みがこぼれた。
だんだん、入学式の時間が迫って来たので2人で一緒に体育館まで歩く。
その間、沢山話をした。
いや、少し語弊があった。
沢山話をしたのではなく、沢山話をしてもらったが、正しいのかもしれない。
なぜなら、私が話したのは2、3ことぐらいで、後は頷くくらいしかしていないためだ。
けれど、忠君は話すのが好きなのか、沢山のことを話してくれた。
ここには、友だちも一緒に入ってきたことやその友だちの『つっきー』とやらがどれだけ凄いのかとか、部活にはバレー部に入る予定だとか。
よくネタが尽きないなと感心するくらいだ……。
しかし、話を聞いているだけでも忠君が楽しそうに話すから、私もとても楽しく感じたように思う。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
入学式も終わり、教室に移動すると忠君のそばに、金髪の男子がいた。
ん?
入学式の様子は、どうだったのかって?
知らん。
私は、寝ていたんだ。
全く聞いていなかった……。
だから、聞かないでくれ。
まぁ、入学式よりも、金髪だ。