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【ハイキュー‼︎】排球部に入部致す‼️(`-ωー)+

第3章 試合前日


それにいつもは、ほんわかとしていて優しい忠君が……あんな意地悪そうな顔を……⁉︎


え?


夢?


これは、夢ですか……⁉︎



月島「君らが初日から問題起こしたっていう1年?」


山口「ゲッ Tシャツ⁉ 寒っ」



にやにやと馬鹿にするように笑う二人に、私は唖然とした。



あれ?


2人ってこんな意地悪そうな感じの人たちだったっけ?


2人の変貌っぷりに、何が起こっているのか理解が追い付いていないがとにかく、他の1年生っていうのが気になるな……。



私は、忠君の腰をつかみ忠君を壁にしつつそろっと顔を出すと、オレンジの髪をした男子がぎょっとした表情をして蛍ちゃんを見ていた。



オレンジ「かっ 返せよっ」



オレンジの子はハッとしたように目を瞬かせると慌てたようにボールを追いかける。


蛍ちゃんは軽く鼻で笑うとさっとボールを持った手を高く上げる。



月島「小学生は帰宅の時間じゃないの」



……蛍ちゃん……それは背が小さいから小学生と揶揄してるんだよな?


それって、私も小学生と言ってるようなもんだから……。


だって、私、そのオレンジの子よりも背低いんだよ?



蛍ちゃんの言葉に私も一緒に落ち込んだことに気付いたのか、忠君が慌てたように蛍ちゃんの袖を引っ張る。


ムカーっとした顔でにらみつけているオレンジの子をにやにやと笑っていた蛍ちゃんはいぶかしげにこちらに視線を向けた。


忠君を見て首をひねった蛍ちゃんは視線を下ろし私を見てあっと、頬を引きつらせる。


私は、にっこりと笑って首をかしげてやる。


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