【ハイキュー‼︎】排球部に入部致す‼️(`-ωー)+
第2章 入部
それから少しして、忠君と蛍ちゃんは帰っていった。
私は、2人をお見送りしたあと菅原先輩と一緒に他の部員さんが来るのを待っていた。
菅原「穂高は、今まで何かスポーツはしてたの?」
4人で準備したバレーコートで、澤村先輩と田中先輩が練習しているのを見ていると、ふと思いついたように菅原先輩が聞いてくる。
スポーツ……。
そういえば、体育の授業以外で何かをやっていた覚えがないぞ……?
いや、あることには有るのだが、途中で辞めてしまったし、対した戦績があるわけでもないため、やっていたと大見栄をはって言うわけにはいかないよなぁ。
うーん。
誉「中2まで、テニス部に入ってた。でも、強くなれなくて、他の部員や顧問と折り合いが悪くなった。だから、辞めた」
悩んでも、いい案が浮かばなかったので正直に話すと、菅原先輩は苦笑しつつ私の頭をぐしゃぐしゃと撫でた。
菅原「そっか。テニス部はその様子だとあまり楽しくなかったみたいだなぁ……。なら、この部で部活を楽しんでくれな!」
別に楽しくなかった訳ではなかった……。
入った最初は、ラケットで球を打つのが楽しくて仕方なかった。
けれど、頑張っても上手くならない現実にやけになっていたのはあるかもしれない。