【ハイキュー‼︎】排球部に入部致す‼️(`-ωー)+
第2章 入部
無理矢理にでも進もうと頑張るが、体が前に進む気配はない。
仕方なく、私の腕を掴んでいる手を辿るとそこに居たのは、先ほどよりも不機嫌そうな空気を醸し出す蛍ちゃん……。
月島「なに勝手に去ろうとしてる訳?」
蛍さんや……。
声が低すぐる……。
え?
どうすればいいの?
どうすれば、お気に召した答えを返すことができるの?
その前に……どうしてそんなに不機嫌なんですかーー⁉︎
ひくつく喉をどうにか抑えへらっと笑ってみると、ピシッとどこからか音がした。
声が震えないようにゆっくりと声を出す。
誉「け、蛍ちゃん。どうかした?」
蛍ちゃんは、深くため息を吐くと私の腕を掴んだまま忠君に向き直る。
月島「山口、行くよ」
忠君が、苦笑しながら頷くと2人して歩き出す。
……私の腕を掴んだまま。
えぇ⁉︎
腕、離そうよ!