第2章 ジャングルの掟
アイ)…ふぁ…ねたねた…
ギリギリギリギリ
真理谷が凄い歯ぎしりしてらぁー…
歯ぁなくなるぞ…
てか昨日すげぇ夢みたな…誰だかわかんねぇけど…知り合いだった気が…するな…
アイ)…ん~…
大)…ん?
あっ…大森さんが起き出した
アイ)起こしちまった?
大)あっ…いえ…違いますよ?
アイ)なら良いけど…
大)あの…水浴びしたいんですけど…ついてきてくださいません?
アイ)えっ?俺男だぜ?落ち着かねぇだろ?
大)いえ…その怖いんで…
…それもそうか…
アイ)…ああ良いぜタオルも貸してやるよ
大)あっ…ありがとうごさいます!
ダッダッダッダッ…
《私たちだってどうせ死ぬんです!!》
アイ)…なぁ大森さん…
大)はい?
アイ)昨日さ…あれさやめとこうぜ?…アキラにも言ったが俺は死ぬ気ねぇし…死なす気もねぇから…
大)あっ…その…
アイ)怖いとは…思うぜ?俺も内心ビビりまくりだしな…でもな?死ぬんだっ…て思うとき…実際に来ると…怖いぜ?それに知ってるやつが死ぬのも…俺は…もう嫌だ…
大)…え?
夏奈子はどうしてそんな傷ついた顔をしているのかとても気になったが聞くのをやめた…
ダダダダダッバシャッバシャッ
アイ)…ついた…な、早く水浴びしてきな?
俺はそういいタオルを渡した
大)あっ…はい
…バシャッ…バシャッ
大)アイさーん…いますかー?
アイ)はいはーいアイさんいますよー
大)アイさん♪
バシャッ!
アイ)うおっ!つめてっ!
大)あははっ!冷たいですか~
アイ)おぉい!?服着てる!?服!?
ばっ!
アイ)おいおいおい…大森さん!…!?おおう!?
ズサッ
俺は一度は立ち上がったが…直ぐに座り込んだ…なんで?そんなの…大森さんが岩に乗り掛かってんの…そのね…む…胸が…ね…?いいたいことわかんでしょ?
大)…アイくん…
アイ)は…はい?
大)今日も頑張りましょうね!
アイ)…はい