第2章 ジャングルの掟
ヅルンっ
大)きぁあっ!
ドバシャーーーン!
ガボガバ…ガボガボ…ガボ…
バシャッバシャッ
アイ)…!?お…大森さん!大丈夫か!?
大)けほっ…あの…これ!これが上流から!
それは何処でもみるミネラルウォーターだったそう…いつもなら…
アイ)…!!大森さん!おお手柄だぜ!!っ!てわりぃ!!
ヅルンっ!
アイ)げっ!
がん!
大)だっ…大丈夫ですか!?
ビチャビチャビチャッ!
アイ)お…大森さん!俺なら大丈夫だ!早くアキラたちに伝えにいこう!だから早く服きて!
大)はっ…はい!
…ドォォォオ…ハァ…ハァ…
真)おかしいとは思ってた…奇跡とは言っても墜落してたのなら…僕らだって相応の怪我をしていたはずだ…こんな軽傷ですむわけない…
大)今回のフライトは超ベテランの土屋機長…あの方なら絶対墜落なんてさせまん…
アイ)間違い…ないようだな…
仙)俺たちの飛行機…不時着に成功したんだ…!やった…!やったぞ…!みんな生きてたんだぁー!
アイ)見ろ!焚き火のあとに缶詰を食った後だ!
仙)間違いねー!みんな無事だ…!おーーい!おーーい!誰かーッ!
しーーん…
仙)返事がない?ど…どっか入るとこは!?
大)あっあそこっ!一つだけ脱出シューターが!
アイ)…!真理谷!少し残ってくれ!アキラと大森さんは中見てきてくれ!
仙)おお!
真)どうしたんだ?小金井?
アイ)…真理谷…これ…血痕か…?
真)…!…ああ…間違いない…しかし時間がたっているように見えるな…
アイ)チッ…当たりかよ…なら…多分飛行機の中には…
仙)…!アイ!真理谷!誰も…!誰もいなんだ!
…あたっちまったか…