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【ハイキュー!!】私,脇役ですよね?

第7章 此処から始まる物語



はぁ,やっと部活終わり
何か影山くん何か知ってそうな口調だったけど
どうせまた前の私

「ん?っあ!オフンッ!んっほんっ」

突然咳し始めたけど,なに?田中さんは外に向かって態と声を出した

「明日も朝練7時からですよねーっ!」

「え,うん,そうだけど,イキナリなんだよ」

大きな声で話す田中さんに菅原さんは不審な顔をする

「エッいやっきょっ教頭のヅラは無事だったんスかね!?」

「!?オイ,その話ヤメロ!!」

『....』

「ぶはっ!!」

思い出し笑いなのか坊主は口を抑えて笑い出す

ああ,直接かつらが飛ぶとこ見たかったな..

私はいつの間にか暗くなった外を見る。
外には,もう二人の姿はなかった
良かった,変に検索する気は今ないみたい

試合の方が優先らしい,そりゃあセッターやれなくなるっていったらそうか

キーンコーンカーンコーン

次の日のお昼休み

『...また,やってる』

昼休みまで練習とはせいがでるね,日向くん
朝練あるの知ってたよ?
でもほら私には脇役が似合ってるから

え?私は今なにしてるのかって?
お昼食べてるけど

誰とってそりゃあ..一人だけど?
え?ぼっちで寂しくないのかって?一人の方が楽な気がするし

今は制服の下にパーカー着てヘッドホンして誰も私に話し掛けられないと思うしね

「ももこ!また一人で食べてる..」

『...あの,縁下さん..私に構わない方が良いと思いますよ』

「りきって呼んで欲しいって言ったろ?それに俺が構いたいから」

『...前の私がそう呼んでたからですか?』

「え..?」

「何でもありません,あ!私職員室行かなければならないので,誘って頂き有り難う御座いました」

「待てってば..ももこ!」

はあ,本当に物好きだよね
縁下さんとは同じクラス
あとは皆違うクラスなんだけど
ずっとお昼に誘ってくるんだ,また屋上行ってさぼろうかな

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