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【ハイキュー!!】私,脇役ですよね?

第7章 此処から始まる物語



只今,入学式絶賛さぼり中
んー,ぽかぽかしててやっぱり屋上は良いな

プルルルルプルルルル

「ももこー?入学式さぼったろ?早く来いよな」

『....』

「居ないふりしたって駄目だぞー」

『...そんな事してないですよ,今から行きます』

ばれた,だるいだるい
え?携帯持ってたのかって?叔母さん?が新品なの持たせてくれたけど..
古いのは一応持ってるけど,電源入らないし使えないから
部員には無理矢理交換させられたから,どうしようもないよね

まあ,とにかく..体育館へいこう

「さっさと作戦立てるぞ!!」
「な…何キレてんだよっ…」

体育館につくと見覚えのある男子二人がドアの前で何やら言い争いをしていた
うわ,関わりたくな
今日はさぼろーっと

「誰,ですか..?」

『はあ..何かようですか?』

「その声..ももこさんじゃないっすか!如何して此処に?てか,何でパーカー被って..」

『..それは多分前の私ですよ』

「え?ももこさん?何言って..」

「おい!王様,この人誰だよ!」

『一応,先輩の桜乃ももこです』

「先輩!?!?こんな小さいのに!?」

『えーっと..貴方が日向くんですよね?君達の試合見させて頂きました,良い試合でしたから」

「おぉー良い試合!!」

「…」

日向くんは『良い試合』と言われて嬉しかったのかキラキラした笑顔で小さな歓声を上げる
本当にみると可愛いな

影山くんはすっごい飛びかかりそうな目でこっち見てるんですけど..

「それより何で体育館入らないんですか?」

聞いた後の後悔
じゃあってどっか行けば良かった

『そうですか...』

「はい,どうしたらイイですか?ももこさん!」

「…完璧君たちが悪いと思いますけど」

私が冷たく言うと二人は俯いて黙り込んじゃったよ

『…はぁ、じゃあさ、勝負するっていうのはどうですか?』

「「勝負..?」」

『だから「おい!ももこか!?遅い,遅刻だぞ!」

『ってなわけで,頑張って下さい』

「「ももこさん!!」」

しーらない,私は知らないよ
それより主将の怒りパラメータを下げなくちゃ
あーどうか黒いオーラをしまって下さい
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