第7章 此処から始まる物語
ある日の学校帰り
『ただいまー』
「おい!またきたのか」
『良いじゃん,繋心くんじゃなくてお婆ちゃんに会いに来てるんだからさ』
「何時でもあがってらっしゃい」
『ほらね』
「はぁ,もう体調大丈夫なのか」
『...繋心くんが心配してくれてる』
「俺だって心配ぐらいするわ!」
ん?此処は何処だって..繋心くんのお店だよ?
此処のお婆ちゃんにね,お腹空き過ぎてしにそうな所を助けて貰ったんだよね
それで御礼にきてから良く来る様になったんだ
繋心くんとは何ていえばいいんだろ,いつのまにか仲良くなっちゃったよね
薬の事もばれちゃって
え?ああ,学校ではほら,上手くやってるから
ん?今はパーカーとってるよ,だから2人は私がパーカーをいつも被ってる何て思ってないみたい
『...お腹,空いた』
「余り物でよかったらまた食べていきなさい」
『おばあちゃん,有難う..!』
「はあ..」
『溜息ばかりすると幸せ逃げちゃうよ?』
「逃げてたまるか!」
此処の空気が気持ちいいの
前の私の事も知らないみたいだし
学校でも部屋でも変に苦しいから,嫌なんだ