第3章 初めまして宮城
月日は流れて卒業式。
小学校の卒業式とか転生前はもう覚えてないよね。
え?あれだからね?別にぼっちじゃなかったからね???
その哀れな目を向けるのやめてええええ
「おい!ももこ!」
『ふぁッ!?』
「何遠い目してたんだよ,俺達と離れるのそんなに寂しかったんだな」
『うん,2人と離れると思うと泣け..』
「おい,青根。あいつあからさまに少し喜んでね?しかも欠伸したよな?気の所為か?」
『いやいやいや,青と離れるのは凄く寂しいよ!青-これからも友達だよね?そうだよね?』
「...」(頷,撫)
『私の癒しいいい..へぶしッ』
「...」
『なになに,にろに-私と離れるの寂しかったりするの?そうなの?』
「そ,そんな事言ってないだろ!」
『そっかあ,私は寂しいけどな-..そう思ってたのは私だけだったのか』
「そ,そりゃあ寂しいけど..」
『青!聞いた!?!?にろに-が寂しいって!寂しいって!』
「調子乗んな!」
『へぶしッ!いったいな!そんなんじゃ何時か暴力男になっちゃうんだからね!?私そんな子に育てた覚えはないわッ!ね,貴方!』
「..」(頷)
「青根も乗らなくていいんだからな!?」
転校初日は如何なるかなと思ってたけどこの2人と居ると楽しかったです。
多分また何処かで会える気がするので本当は寂しいけど寂しくないんだからねッ!?
「じゃあ,其のまたな?」
「..また」
『ふへ,うん!またね!2人が居てくれて良かったよ』
「「...!!」」
『うげッ!』
何故か2人に抱き締められてます。あれ?にろに-可愛い所があるじゃないか,青も抱き締めてくれるとか!!
寂しいけどまた会えるよね,また会おうね。