第3章 初めまして宮城
「そう言えば君の名前は何て言うの?桜乃先輩の妹だって事はわかったけど」
『鮭子です』
「鮭子ちゃん?いや,それ絶対違う名前だよね?!鮭ってあの魚の鮭だよね!?」
「お前名前は?俺は岩泉一だ,んであっちがくず川徹な」
『桜乃ももこです!』
「ももこ,か.呼び捨てで良いか?」
『是非添う呼んで下さい!』
「俺も呼び捨てで良いからな」
『岩ちゃん?』
「ああ,まぁそれでいい」
「違う偽名言われた上に無視とか,及川さん泣いちゃう」
何とか体育館に無事に着けそうです。
隣でくず川さんが泣いた振りしてるけど気にしなーい気にしなーい。
途中で岩ちゃん呼びで良いと許可得ました!流石いけめん!もう色々といけめん!
兄様は何と阿吽こんびの尊敬する先輩らしいです!
流石兄様!はいすぺっく!
だからって兄様の話なんてしてないんだからねッ!
「「ちわっす!遅れてすみません!」」
『ちわっす..?』
「おい,1年何処行ってた..って,ももこ!?」
『お兄ちゃん!』
「何して..って,もしかして,弁当届けに来てくれたの?」
『うん!お母さん仕事?だから私が代わりに!』
「良く来れたな,迷わなかったか?」
『2人が連れてきてくれたの!』
「及川と岩泉だよな?うちの妹を有難う」
「「いえ!」」
『...?』
「そうだ,ももこ部活終わるまで待っててくれ無いか?帰る道わからないだろう?」
『うぐ..わからない,そのじゃあ待ってる』
「よし,監督達に話つけに行こうか」
『うん!』
「2人共練習に戻っていいぞ,俺から監督達に上手く言っとくから」
「「あざっす!」」
「んじゃ,ももこ待たな」
『岩ちゃんまたね!』
「おい,及川行くぞ」
「え,ま待って!ももこちゃん待たね-」
『及川さん?も,またね』
「岩ちゃん何で俺だけさん付け!?何か距離遠くない!?」
「うるせえ,くず川!」
「さぁ,行こうか」
『うん!』
今から監督達に話をしに行くそうです。
さっさと帰れ!何て言われたら嫌だな、言われないよね?言われないよね?