第3章 初めまして宮城

「中学校ってこんなに広いの..?」

兄様捜し隊のももこであります。
可笑しい可笑しい。何時までたっても体育館が見えない。
てか,此処どこおおおお
中学校広すぎでしょ！？？可笑しいでしょ！？？
すがえるに送ってきて貰ってまた迷子とか！泣ける！

「お-い,其処の君-?そうそう,君だよ君」

「おい,くず川何処行くんだよ!」

んんんんん？？？可笑しい可笑しい
会いたくない2人のこえがするんだが気の所為だよね,そう気の所i

「もしかして迷子かな?」

「こんな所で迷子とか何しに来たやつだよ」

『ふぁｯ!??』

くず川さんの手が私の肩にいいいい！？？？
中学校からそのおーらとか仕舞えよ！何処ぞに閉まってくれよ！！
しょたのあの時はまだ可愛かったのに！！！
てか変な声出しちゃったじゃないかあああ

「くｯ,ふぁｯ!?だって岩ちゃん!聞いた?小さい頃会った子みたいだね,あの子本当に面白かったよね」

「てか,其のこいつじゃねえ?」

「え..?」

『ハジメマシテ,私知らないですヨ』

「ほら,何処かで会ったって顔してるし」

「もしかして俺らに会った事あったりする?」

『気の所為だと思われまス』

「ん-..でも如何もあの子に似てるんだよねえ」

『あのそのあの,体育館の場所教えて頂けないでしょうか!?!』

「体育館?誰かの妹か何かか?それ弁当箱だろ」

『ふぁい!桜乃幸駕の妹です』

「「桜乃先輩の..!???」」

『ひぃｯ!』

「君,桜乃先輩の妹なの!?」

『い,一応そうですけど』

「岩ちゃん聞いた!?!?」

「ああ,信じられないけどな,じゃあ桜乃先輩とこ連れてくか」

何とか無事体育館に行けそうです。
ちょっと岩ちゃん信じられないけどって,私だって未だに兄様の妹だって信じられませんけど!けども!
兄様へるぷみ-!!!
2人に挟まれる私失神で倒れてしまいそうです。
あの時のってきっと私じゃないよね？明らか別の人だよね？
ととにかく兄様の所へ駆けつけたいと思います。