第22章 ロフちゃん
帰り道、1人で帰れると言い張ったが、言いくるめられ家に送ってもらい途中なう
「皆にはまだ言うつもりないのか?」
『えっと』
「タイミングとかあると思う....だけど、早いうちに言ってやった方があいつらも喜ぶから」
『....あいあい、キャプテン』
「...前々から思ってたんだけど」
あれ、スルーされた、ん??キャプテンの言葉が止まる、ん?なんだ???
「部活外でもキャプテン、ってやめないか?」
『あ、ぱぱって最近呼んでないですよね、だでぃ!』
「.....『いてッ』そうじゃなくて、ほらたまに呼んでただろ?」
軽く頭を鷲掴まれる感覚が一瞬するも頭を撫でられては問われる
『....?あ、だ大地、さん』
何だかは恥ずかしいな、ん?なんだろ、この恥ずかしさ半端ないぞ、面と向かっては恥ずかしいの極みだね
「....!ああ、なるべくそう呼んでくれ、たら...俺も嬉しい」
またわしゃわしゃと頭を撫でられる、ふと顔を見ると顔を赤らめながらも何処か嬉しそうにはにかんでいた姿が目に映った