第22章 ロフちゃん
突然のカミングアウト、じゃないや、本人からの気に入らない発言にわたし困っちゃってるなう
はっ!!!ここであの出番だ!!!さあ、一緒に!!!!
ぴえん
「その態度を見てるといらいらするし、何より....同じチームじゃないやつが同じ空間に居るのも許せない」
『....ご、ごめん』
「....今のそういう作り笑いも、不細工」
『....ぶさ』
えええええ、まあ、しろしろにはもしか、いや、まあ、嫌わ...ごほんごほん、あんまり好かれてないかなあ、とは思ってたけど、まさかのね!!!え!全然、涙目になんかなってないし!!!
『わッ』
下を見て歩いていなかったのか、小石にぶつかっては思わず転びそうになる、あー、なんかついてないなあ
『えっ「......」...あ、有難う、ござりまする?』
え?しろしろが支えてくれてる、えっ!えっ!えっ!慌てて脚に力を入れて立ち直そうとすると、支えてくれている腕を軽くぎゅっと掴まれる
「.....でも」
『...?』
近くで支えてくれてるしろしろの顔が街灯の光で良く見えない
おずおずと顔を持ち上げようとすると片手で頭を下に思い切り俯かさせられる
『..「努力してる姿は....認めて、やる」....!!!!!』
『しろしろ!!!え!!!美人さんですね!!!?』
「...あ''???」
あ、お礼言うつもりが本音がでてしまった
もう、しろしろってば、
ただのつんつんつんつんつん(でれ)さんだったんだね!!!!!!!