第22章 ロフちゃん
「お嬢ちゃん、こんな時間に何してるのかな〜」
酔っ払った叔父さんがこちらにふらふらと寄ってくる、ひっ、お酒臭い
『あ、え、ももうすぐ帰りますので!』
やばい、早く走り去りたいけど、無理だし、どうしよう
「そんなこと言わず『は、離して下さい!』」
公園のベンチから立ち上がっては、酔っ払いから逃れようとロフちゃんに力を入れては1歩1歩歩くも、歩くのが遅いためか容易に肩を掴まれてしまった
『わッ』
後ろにやばい、倒れる
すると、誰かに支えられる、え?????
「......おっさん、邪魔」
「いッてえな、なにすんだ!!大人にこんな事して言いと「え?なに?ここ蹴られたいって?さん、にー、」...ッ、くそ!ふざけんな!」
突き放してくれたのか目の前の倒れ酔っ払いがこちらを見上げ怒ってる
すると股間めがけて踏もうと脚をあげる動作をすると、走るように逃げて言ってしまった
『あ、えーっと、その、ひ久しぶり、にろにー、助けてくれて有難うね』
「......」
ええ、久しぶりに会えたのに、なにその、じと目!!!
『ひいっ、ほら!いつもみたいに、にこにこ「連絡よこせって散々言ってたよな??」すすすすみませんでした』
「埋め合わせはいつしてくれるんだろうなあ??」
『はひひ、ふひ』
私の頬を引っ張っては、にこにこと笑っていないお目目でこちらを見てくる
「取り敢えず、ん」
私をずっとささえてくれたから申し訳なかったな、眉を下げるとすぐさま軽く片手でチョップをされる
『いてッ』
公園のベンチに座る様に顎でくいっと促す様に指示されては一緒にベンチへと座った