第21章 決裂
次の日の放課後、
「ももこさん!!昨日大丈夫でしたか!?」
『全然!大丈夫だったよ!ほんと、有難うね』
ぱたぱたと駆け付けてくれては心配そうな表情でこちらに問い掛けられる、大丈夫と言うと安堵した様に笑顔で言ってくれる
ほんと可愛いなあ、すぐにわしゃわしゃしたくなってしまう
「やややめてください!」
『ふふ、心配してくれて有難う、また明日ね』
「....!はい!お疲れ様でしたー!」
しょーよーとの事を思い出すと、笑顔が零れる
歩いていると、ぐっちーとつっきーが別れる姿を見付けた
『ぐっちー?』
「わ!あ、ももこ先輩、お疲れ様です!」
『お疲れ様、今日行こうと思ってたんだ、良いかな?』
「え!?来て下さるんですか!?」
『邪魔じゃなければ』
「そそんな!邪魔なんてこと、ないです!」
『よかった、じゃ、行こっか』
「 はい!」
目的の場所に向かって歩いていく